フリーランス

お客さんとのコネづくりについて

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信用は資産

はじめに

フリーランスになるうえで重要なものの一つがコネ作りです。
私は会社員のとき特にコネ作りをしようと思っていたわけではないですが、辞めるとなった際にいくつかのお客さんや知人から「うちに来ないか」とお声を頂いたり、「仕事を依頼したい」と声をかけていただけました。
何人かとお話をさせていただいて、そういったお客さんにいくつか共通した傾向があったので紹介します。

人となりを評価してもらえている

仕事を依頼する上で一番大事と行っても過言ではないのが信用です。
人として信用できない場合はどれだけ仕事ができたとしても仕事を依頼しようとは思えないでしょう。(私は思わないです)
言葉遣いや気の配り方、相手の意図を汲みとれているか、誠意を持った対応をできているかといった部分が評価対象になるのではないかなと思います。

私も業務上フリーランスの人に仕事を依頼する立場になったことがありますが、知人に仕事を依頼できる人が居なかったため、ランサーズやクラウドワークスといったマッチングサイトで人を探しました。
そこで人員を募集するわけですが、会ったこともない人なので真面目に仕事をしてくれる人なのか、期待する仕事量をこなせるのか、といったことが全くわからないわけです……。
その人の評価やコメントは見れるものの、どの程度の作業内容に対してどのレベルで対応してもらったのかが曖昧なので、自分の期待値をクリアしているのかどうかは判断できません。
その点、既に付き合いがあった人であれば「この仕事なら以前依頼した案件と似ているから依頼できそう」とか「この人ならこの程度の指示で形にしてくれそう」といった想定がしやすいわけです。

日々の業務をきちんとこなしていくことが、結果として独立後も仕事のパートナーとして見てもらえるかどうかに繋がると感じました。

仕事内容を評価してもらえている

すごく丁寧で真面目な方でも、仕事がこなせないとなると仕事を依頼するまでにはつながらないでしょう。ある程度仕事内容に対する信用も必要です。
お客さんごとやプロジェクトごとにどこに重きを置いているかも異なるでしょうが、基本的に以下の3点が満たされているかどうかが仕事内容として評価されると思います。

  • 要件を満たしているか
  • 納期内に完了するか
  • 予算内に収まるか

私がこなしたプロジェクトは全部完璧に守らないと行けない、というものはそこまで多くありませんでした。(もちろんできるだけ守る必要があるのでデスマーチになるわけですが……)
例えば「要件を満たしているか」については、補助金申請の関係上期限を最優先するので、できていない機能があったとしてもひとまず動くようにしてほしい、といったこともありました。
作ってみたものが思っていたよりも使い勝手が悪かったので、納得の行く出来にするため納期と予算はオーバーしてもよい、ということもありました。
予算は決まっているため納期は遅くても良いとか、機能を簡略化しても良いなどということもありました。

お客さんやプロジェクトごとに優先するものが異なるので、それぞれの要望に沿った形で出来ていることが仕事の評価にも繋がるのかなと感じました。

人員が不足している

いくら評価されていたとしても、人が足りているのであれば仕事を依頼するには至らないでしょう。
これは自分の努力ではどうにもならないお客さん側の都合なので、タイミングが重要ですね。
ただ、どこを見渡してもこのご時世人員が潤沢というお客さんはいませんでした。
予算が無いので安月給で人員募集をしていたり、安価で出せる外注を探している、といった需要と供給がマッチしないところもありますが、そういったところを除いてもだいたい人は足りていませんでした。
ちゃんと上記の評価を得られている人ならほしい、というお客さんが多いと感じました。

おわりに

いかがだったでしょうか?
考えてみれば当たり前かもしれませんが、日々の業務をちゃんと誠意を持って対応することがお客さんの信用に繋がり、それが独立後の自分を助けることになるということですね。
信用は資産です。
これからも信用を大事に積み上げていこうと思います(>ω<)

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